INTERVIEW 02
任せてもらえるからこそ、自分の挑戦が形になった
2014年入社/開発購買グループ Iさん
Chapter 01
大学では応用化学を学びましたが、就職活動では専攻にとらわれず、「自分がやりたいこと」を軸に進路を考えました。特に興味を持っていたのは、プラスチックをはじめとする「樹脂製品のものづくり」、そして「新しいことに挑戦できる環境」。その両方を叶えられそうだと感じたのが、ビーエム工業でした。現在は営業企画部の開発購買グループに所属し、遊技機のリールユニットや治具の設計を担当。大企業では一部の工程にしか関われないことも多いですが、当社では、試作から金型製作、量産立ち上げまで、製品開発の全工程を一貫して担うことができます。もちろん責任も伴いますが、その分、裁量の幅が広く、自分のアイデアをダイレクトに反映できるのが、この仕事の醍醐味です。
Chapter 02
「自社製品開発」をしようという流れが社内であり、その第一歩として立ち上げたのがブランド「belugaベルーガ」です。製品開発のノウハウがない中、自ら旗振り役となり、クラウドファンディングに詳しい協力者の力を借りてプロジェクトを推進。社員アンケートで集めたアイデアをもとに、設計や試作に加え、製造費、価格設定、損益見込みまで自ら計画し、社長へのプレゼンを経て実現させました。外部への制作依頼も含め、全体の方向性をリード。商品が市場に出た瞬間の感動は、何ものにも代えがたく、「自分が最初から最後まで手がけた」という実感は、今も大きなモチベーションになっています。風通しがよく、声を上げれば任せてくれるこの会社だからこそ、挑戦が形になったと感じています。
Chapter 03
今後の目標は、営業企画部内にある開発購買グループを、独立した「開発部」として機能させ、社内におけるメーカー機能をより強化していくこと。そのためにも、まずは自分の担当業務を属人化させず、再現性のある仕組みに落とし込んでいきたいと考えています。ビーエム工業は、やりたいことを言葉にして発信できる人にこそ、大きなチャンスが巡ってくる会社です。私自身、プロジェクトを任されたときには、社長をはじめ多くの仲間が真剣に向き合い、支えてくれました。決められた道を歩くより、自分の意思で道を切り拓きたい。そんな芯のあるチャレンジャーが、最も力を発揮できる職場だと思います。必要なのはスキルよりも、アイデアと行動力です。